日本最北端の学校から

稚内市立大岬小学校

                                                                                                                    校長 小島 康秀

 本校は明治27年、稚内尋常小学校尻臼分校として開校し、今年の6月1日をもって129年目を迎えました。日本最北端の宗谷岬から南東に1.9㎞、北緯45度30分49秒、東経141度31分14秒に位置し、日本で最も北にある学校です。

 僻地3級の学校ですが、令和4年度から特別支援学級を含め6学級、全校児童50名となり、小規模複式校ではありますが、稚内市内では珍しく児童数が増加している学校です。地元の水産業の安定的な発展が地域の活性化につながっており,令和6年度に全学年単式となる予定です。

 本校の教育目標は、
 「よく考え 進んで学ぶ子」
 「思いやりがあり 助け合う子」
 「ねばり強く やりぬく子」
 「健康で たくましい子」 です。

今年度の重点も昨年度に引き続き「自律」と「自立」としました。
『自律』では,「自らを律し,どこに出しても通用する子」となることを目指します。また,『自立』では,「自分のことは自分でできる」こと,「できない時は仲間に援助を求められる」ことをめざします。


 教育目標と今年度の重点の実現に向け、教職員一同一意専心、教育活動に取り組んで参ります。保護者・地域の皆様をはじめ、本校を支えていただく全ての方々のご理解とご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。